恵望子が伝授!斎場のしおりBLOG

2020年04月02日

出し物としてビデオを流して思い出を共有

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とにかく近頃のお別れ会は自由度が高く、どのような演出でも実施することが可能です。故人が生前、にぎやかなことが好きだった場合には、盛大なパーティーを開くことも珍しいことではありません。また、結婚式の披露宴のように、出席者が出し物を出すというスタイルもお別れの会では行われています。

どういう形であれ、個人のことを偲んだり、行きている人々が集まって故人との思い出を共有することで、その故人に対する弔いになるので、しっかりと告別をしてあげることはとても良いことであるとされています。近頃増えているのは、お別れの会で個人の業績や人生の歩みを短くまとめたビデオを流すというスタイルです。

ビデオは遺族が作った力作もあれば、業者に委託して短いビデオを作ってもらうこともあります。それをお別れ会や偲ぶ会などで流すことで、個人のことを思い出し、出席者で思い出を共有することができる優れた演出です。

さて、その他にも故人の遺品を並べることで故人を偲ぶことができます。例えば、故人が音楽関係の仕事をしていた場合には、会場に楽器や愛用品を並べることで、出席者は個人に対して思いを馳せる事ができます。このように、お別れの会というのは演出が自在です。