恵望子が伝授!斎場のしおりBLOG

2017年01月22日

僧侶へのお心づけと仏花に迷ったら

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葬儀のために斎場へ僧侶を手配した場合、お心づけを渡すことが一般的です。いくら渡せば良いのか迷うことも多いですが、その時は依頼先の葬儀会社に確認しましょう。大抵アドバイスしてくれますので便利です。また、葬儀会社の方から、喪主に代わって僧侶やお世話をしてくれる斎場のスタッフへお心づけを渡してくれる場合もあります。この場合、正式な葬儀の請求書とは別にお心づけが精算されるケースもありますので、予め留意しておくと良いでしょう。

そのほか、お布施などの費用が定額制になっている葬儀会社も見られるため、葬儀を申し込む際は忘れずにチェックしてください。そして、斎場まで僧侶に来てもらった場合、檀家になる必要があるのかと疑問を持たれる場合も少なくないですが、読経のみのお勤めとなることが通例ですから、基本的に檀家になる必要はありません。一方、お墓などに供える仏花に関してですが、これはお墓の両側に供えますので、2束で1組となります。

人気の仏花には菊もあり、年間を通して入手できるうえ、花が日持ちすることでもお供えにピッタリな花です。逆に仏花として控えた方が良い花は、棘のある花や、匂いのキツイ花などが挙げられます。また、散らかり易い花もやめておいた方が賢明です。