2021年05月27日
お別れの会とはどんな事をするのか
近年、葬儀とは別に後日故人とのお別れをする為にお別れの会を行うケースが増えてきています。葬儀との違いは何か、実際にどんなことをするのかやその流れ、服装などについて説明していきます。まずお別れ会はきちんとした定義はないので、主催者が自由に決めることが出来ます。
そして通常の葬儀は宗教的な意味が大きいと言えますが、お別れ会に関しては社会的な意味が大きいのが特徴です。つまり宗教的儀礼などの制約がない分、純粋に故人との別れを惜しむ場所、皆で思い出を語り合う場所を提供することが出来ます。
また葬儀は遺族のみで執り行いますが、こちらは友人や知人が主催することが可能です。ただ注意して欲しいのは、友人などが主催するケースだと遺族の了解を得た上で行う必要があると言えます。次に一般的な流れとしては、最初に遺族と参列者入場があり、開会の宣言や黙祷が行われます。
それから簡単にですが故人の紹介があり、追悼の言葉や弔電、代表者の弔事と続きます。そしてそれに対する謝辞が遺族から伝えられて、献花、会食、閉会といった流れです。あと基本的に参列する時の服装は、案内状に記載されているので従って下さい。
例えば平服でお越しくださいと記載があった時には、喪服は着ずに平服を選ぶといった感じです。ただ平服といってもあまりカジュアルなモノ、派手なモノはNGで、控えめな色合いのスーツ、ワンピースを選ぶのがポイントと言えます。