恵望子が伝授!斎場のしおりBLOG

2017年02月04日

斎場によって祭壇の料金も変わってきます

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葬儀というのは、参列者の数によって式場場所の広さが変わりますので、多くの参列者を見込むのであれば必然的に場所も広くなり、こしらえるべき祭壇の大きさも変わってきます。式場の場所が広くなれば料金が上がるのと同様、場所に見合った立派な祭壇を組めば組むほど、こちらも料金は正比例して上がっていきます。ただ、昨今は家族葬が主流となったお葬式が選ばれるようになっていることや、自分自身で自分の葬儀の計画を立てる人が増えていることから、本当に心から弔ってくれる人だけが集まり、送ってくれればいいと考え、費用も抑え気味にする傾向にあります。

立派な白木の祭壇を組んで、たくさんの参列者に見てもらい、死後も自分や親族のステイタスにするというのでなければ、シンプルなもので十分だと考える人が多いということでしょう。葬儀をするにあたって、あまりにも貧相なものだと困りますが、そこそこ見栄えがして、お弔いに支障がない程度であればむしろ、あまり高い料金を出さずに済むようにあえて斎場をいろいろ検討する人も多くなっています。

お金をかけるべきところはかけ、抑えるべきところは抑えるというメリハリは、葬儀にも当てはまる時代なのかもしれません。