近頃、家族葬が増えています。それは世界的に蔓延し、未だ収束の見通しが立たない感染症の影響が大きいと考えられています。一般葬のような規模の大きな葬儀の場合、人がどうしても集まってしまいます。密になったり人が集まることを避けるため、家族でしめやかに葬儀を行うというところが増えています。
この傾向は著名人にも当てはまります。ここ数年で亡くなった著名人の多くが、密葬や家族葬と言った近しい人だけで葬儀を行いました。しかし、著名人が一般人と違うのは、生前の付き合いの多さです。そこで、葬儀は家族で行い、生前、友好のあった人が故人を偲ぶために、お別れの会もしくは偲ぶ会を開くことがあります。
お別れ会では葬儀に参列することが叶わなかった人たちのために、故人を偲ぶ機会を設けた場所です。著名人の偲ぶ会は注目度が高く、メディアなども当日入って全国的に報道されます。実際、有名俳優がお亡くなりになりましたが、そのときにも偲ぶ会が執り行われ、多くの有名人が参加しました。
このように、著名人の葬儀の傾向としては、家族葬や密葬を執り行い、それに加えてお別れ会や偲ぶ会が行われます。そこで、最終的に故人にお別れをすることになります。