通夜や告別式の代わりにお別れの会を開く場合には、故人の関係者に対する挨拶の仕方や、会葬礼状の発送方法、会場選びのポイントなどをきちんと確認することが重要となります。たとえば、故人の親族や友人など少人数を招待する場合には、費用を最小限に抑えられるのはもちろんのこと、会場のセッティングなどの手間が掛からないといった利点があります。
最近では、お別れの会を希望する遺族を対象に様々なサポートを行っている葬儀社が多数あるため、時間を掛けてニーズに合ったサービスを受けられるところを見極めることがおすすめです。また、お別れの会の曜日や時間帯によっては、会場の手配をするために多額の費用の支払いが必要となったり、利用できる設備が制限されたりすることもあるため気を付けましょう。
大手や地域に密着した葬儀社の中には、電話やメールなどの方法を使って相談受付をしているところもあり、少しでも悩んでいることがあればためらわずに問い合わせをすることが大切です。その他、会場選びのコツをつかむにあたって、すでに一通りの葬儀を終えた人の体験談を参考にしたり、いくつかの葬儀社の得意なプランについて調べたりすることがとても大切です。