恵望子が伝授!斎場のしおりBLOG

2020年11月29日

お別れの会はどのように行われるのか

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葬儀のスタイルも時代とともに変化し、最近では、家族葬などの小規模な式が選ばれることも増えてきました。親しい家族や親族のみで行うので、故人とのお別れの時間をゆっくりとれる、弔問客の対応に追われることがないなど多くのメリットがあります。

とはいえ、やはり知人や友人ともお別れの場を用意したいと考える人も少なくありません。そこで、注目されるのがお別れの会です。これは葬儀が終わってからしばらくしてから開催されることが多くなっています。葬儀は宗教的な意味合いが強くなっていますが、お別れの会はそうした制約がないのでより自由に執り行うことができます。

セレモニー形式で行われることもありますし、会食パーティー形式が選ばれることもあります。セレモニー形式では、一般的な葬儀・告別式と同じような感じで行われます。会食パーティーの場合は、会費制で行われることも多くなっています。

お別れの会をするタイミングは、いつが良いのかでも悩むところです。この場合も、特に決まりはありませんが、四十九日の前後ぐらいにすることが多いとされています。服装は、喪服が指定されている場合は喪服を着用します。招待状に平服でと書かれている場合は喪服を避けて、地味な色合いのダークスーツなどを選ぶと良いでしょう。